欠陥住宅の問題は、簡単には解決できないものが多い


家の間違った施工は、住んでみて初めて露呈することが多い。

ところがその晩、工事担当者の上司からKさんに電話が入り、構造上はまったく問題ないので現在のまま施工を進めさせてくれないかと言うのでした。ただし価格は減額になるので、その分最終支払い時に減額させてもらうことでお願いしたいとのことでした。Kさんは納得できず、とにかく私と一緒に会社に出向き、納得できる説明を受けたいと言うので私は会社にKさんの意向を伝えました。会社に出向くと、そこには工事部長・設計部長・担当営業マンがそろっており、まず工事部長から改めて「現在のまま施工を進めたい」との話が切り出されました。

そこで、私のほうから「その前に御社からKさんに謝罪をし、なぜこのようになったかの説明をするのが先ではないですか」と切り返すと、慇懃無礼に謝罪をしましたが、「構造上は問題ないので」と繰り返して言うだけでした。あきらかにその場に同席している社員だけで問題を解決してしまいたいとの意向を感じたので、支店長に参加してもらうことにしました。案の定、支店長には報告されておらず、Kさんも「信頼関係が損なわれてしまったので、すべてやり替えてほしい」と申し入れをしました。

支店長もさすがに隠ぺいしていたことを詫びて、基礎完了の段階からやり替えるとの確約を取り付けることになりました。組織で働く人は、自分の社内での立場を優先しがちですが、まず第一には施主のことを考えるべきではないかと思います。この件はまさしく組織内の隠ぺい体質が露見した事例です。排水管が土台を切断、土台のアンカーボルトが役に立っていない建売。Uさんは、東京の城南地区ではデザイナーズハウスブランドとして年間かなりの建売住宅を分譲している会社の建築条件付き売り地を購入しました。
彼は様々な事業を展開していますが、特に不動産事業に対して力を注いでいて、かなり勉強をしているようなので非常に詳しいですね。


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